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妣たちの国 (講談社文芸文庫)

, 石牟礼 道子

によって 石牟礼 道子
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内容紹介 「苦海浄土」三部作を完結させた石牟礼道子の、詩と散文による《魂の文学》60年の軌跡!不治疾のゆふやけ抱けば母たちの海ねむることなくしづけし天草に生まれ不知火海に抱かれて生い立つ。実直な生活を歌う病弱な詩人は、近代の業苦と言うべき水俣の悲劇に遭い、声を奪われた人たち、動物植物等あらゆる生類、山河にざわめく祖霊と交感、怒りと祈りと幻想に満ちた「独創的な巫女文学」(鶴見和子)を結晶させる。60年に亘る石牟礼道子の軌跡を、短歌・詩・随筆で辿る精選集。 内容(「BOOK」データベースより) 不治疾のゆふやけ抱けば母たちの海ねむることなくしづけし―天草に生まれ不知火海に抱かれて生い立つ。実直な生活を歌う病弱な詩人は、近代の業苦と言うべき水俣の悲劇に遭い、声を奪われた人たち、動物植物等あらゆる生類、山河にざわめく祖霊と交感、怒りと祈りと幻想に満ちた「独創的な巫女文学」(鶴見和子)を結晶させる。六十年に亘る石牟礼道子の軌跡を、短歌・詩・随筆で辿る精選集。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 石牟礼/道子 1929年(昭和2年)3月11日、熊本県天草郡宮野河内(現河浦町)に生れる。1943年水俣町立実務学校卒業。1952年『毎日新聞』熊本県版の歌壇に投稿を始め、選者蒲池正紀に認められ、同氏主宰の歌誌『南風』(熊本市)の会員となる。1956年『短歌研究』新人五十首詠に入選。1959年『アカハタ』懸賞小説に「舟曳き唄」応募、佳作となる。この後、水俣病に関連する活動に参加。1986年11月西日本文化賞を受賞。1993年1月『週刊金曜日』創刊に参加。9月『十六夜橋』に紫式部文学賞与えらる。2002年1月、朝日賞受賞。2003年3月『はにかみの国』により芸術選奨文部科学大臣賞受賞。現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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著者の代表作『苦海浄土』を読んで、次の一冊を何かと思われた方におすすめです。短歌、詩、随筆からなる五章立て、随筆は幼少期の思い出、土地にまつわる歴史や伝承、水俣病闘争までバランスよく構成され、著者の全体像を知るのにかっこうの入り口となる本。

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