グレートメカニックG 2019AUTUMN (双葉社MOOK)

大特集は40周年を迎えるガンダムのMSを宇宙世紀以外の作品のMSも含めて包括的に取り上げている。量産型と専用機に分けての記述やガンダムVSガンダムが作中で描かれていく中、遂にザクを超える量産型は生まれなかったことなどが書かれている。バンダイのガンプラの今までの推移も面白かった。ただ、散々本誌にて取り上げられてきた内容の焼き直しであり既視感は拭えなかったのは期待はずれであった。ムック全体にマンネリ感が漂っており新しいエッセンスを含んだ内容やライターに新しい血を入れるなどしなければ袋小路にはいってしまうような印象をもってしまった。2019年春号にて一つの作品のメインメカを掘り下げていく新特集という触れ込みでATを取り上げていたがその続きでRVやABの特集を読みたいと思う。奇しくも中国で展示会が催されている大川原邦夫先生と河森正治先生の現地レポとインタビューが非常に興味深かった。