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妊娠初期超音波と新出生前診断
本, 室月 淳
によって 室月 淳
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ファイルサイズ : 22.13 MB
内容紹介 本書では,超音波によってfirst trimesterの早い時期に染色体異常や奇形などを形態学的にスクリーニングし,さらに確定診断までをめざす技術(first trimester screening)を解説している。ダウン症をはじめとする染色体異常の胎児の超音波学的所見について系統的に理解し,診断のシステムを理解してもらうことと併せて,母体血液による新しい出生前診断(NIPT)が日本国内でも導入され始めており,それと関連した出生前診断についての考え方も解説している。
ファイル名 : 妊娠初期超音波と新出生前診断.pdf
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新出生前診断が社会的な大きな話題となり,さまざまな論評がなされてきた.しかし医学的見地からみた妊娠初期のスクリーニング,診断については,これまで専門書がほとんどなかったことにいまさらながら驚いている.国内で今後どのようにこういった医療技術を導入し,どういった医療体制をつくりあげていくかを考えていくには,それぞれの検査や手技の具体的な検討,その原理や精度にかんする専門的な検討が必須である.本書は超音波によるスクリーニングに加え,妊娠初期血清マーカー,そしてそれらを組みあわせたコンバインドテストといった欧米で標準となっている方法のくわしい解説に加え,新出生前診断の名で人口に膾炙している母体血中の胎児セルフリーDNAを用いた新しい出生前診断についてていねいに説明している.最後の章では出生前診断の今後の方向性についても示唆されており,医療者のみならず倫理的,社会的,あるいは医療行政的な視点から出生前スクリーニングについて興味をもつひとたちにたいへん有用と考えられる.
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