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お金は宇宙から降ってくる
本, 中村 義一
によって 中村 義一
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著者からのコメント あなたは雨上がりにかかる虹を見て、どう思いますか? 七色に輝く虹はとてもきれいです。でも、それだけですか? 私はそれを見て、「あれは可視光線である太陽光のスペクトルだな」と思います。 次にそれを使って、どういうことができるかを考えます。 私にはむずかしい学問はわかりません。ただ、目に見えるものならわかる。 だから人間も技術も、目で見て判断する。みなさん、うちがどうして次から次へと新しい技術を生み出せるのかがわからないと言いますが、ヒントなんて実は目 の前に山ほどあるのです。 「宇宙ははじめから『そこ』にあって、いつでも変わらない」。本当にそうですか? よーく注意すれば、そこにはモノづくり企業にとっての無限のアイデアが見えてきませんか? 太陽の光は、いつでも当たり前のようにそこにあります。 しかしいったん分光器を通せば、きれいな虹色になる。 この本が、あなたにとっての「分光器」になれば幸いです。 三鷹光器 会長 中村義一 出版社からのコメント 生産を中止した現在でも、天文ファンの間で伝説の名器と言われる望遠鏡「GN-65」、並みいる大企業を押さえて採用されたNASAのスペースシャトル搭載カメラ…。大 手企業もなし得なかった世界最先端の技術を開発したのは、2階建てのちっぽけな町工場だった。 現在、そのレンズ加工を中心とした超精密加工技術は、宇宙だけでなく、人体というミクロの世界へと挑んでいる。人体再生顕微鏡の実用化を目前にし、「副作用のないがんの完治」といった夢の技術をも生み出そうとしているのだ。このスーパー町工場の強さの秘訣とは?テレビ、新聞、雑誌から取材が殺到した「オリジナル人材育成法」からアイデア発想法、職人の心得、そして未来の新技術まで、創業者・中村義一がすべてを語る! 内容(「BOOK」データベースより) 「光」は無限のアイデアをもたらしてくれる。驚異的な技術力を武器に躍進を続ける光学機器メーカー、三鷹光器。どのようにしてこのスーパー町工場が生まれ、育ったのか?取材が殺到した「オリジナル人材育成法」からアイデア発想法、職人の心得、そして未来の新技術まで、創業者・中村義一がすべてを語る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中村/義一 1931年、東京都生まれ。16歳で自宅を自作し、17歳で旧東京天文台(現・国立天文台)に就職、機材修理の仕事をしながら、独学で時計・望遠鏡などの開発技術を学ぶ。1966年、旧三鷹光機製作所より独立し、三鷹光器株式会社を設立。光学機器分野において、世界の名だたる企業と取引を行なう「町工場」として、国内外で絶賛される優良企業に育て上げる。自身も設立当初の望遠鏡から現在の主力商品である「三次元測定器」「脳外科用手術顕微鏡」まで多くの商品開発に携わり、現在では実弟の勝重氏とともに、「がんだけを消す光のシャワー」「環境に優しい太陽集光装置」、そして「人体再生顕微鏡」の実用化に向けて多忙な日々を送る。テレビ出演、講演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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以下は、お金は宇宙から降ってくるに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
製造が中国にシフトし、中小企業が苦しむニッポン。IT万能の世の中でものづくりにこだわり、大手も寄せ付けない技術力を持つ三鷹光器。天文ファンには憧れのブランドだが、最近は脳外科手術のための顕微鏡を初めとする医療機器で大手の追随を許さない。どうやってその驚異的な技術力を維持しているのだろうか?前半は、代表取締役会長である中村義一氏の半生が描かれているが、ホンダの本田宗一郎氏にも通じるものづくり、人づくりへのこだわりが見て取れる。外注には出さずに全て自社で作り上げる製品は、当然コスト高だが、いいものは高く売れるというまことに当たり前のことを実践しているのだ。東大阪、東京大田区といった、技術力はあるのだが、経営的に苦しい中小の製造業で働く人たちにとって、共感できる部分が多くあるに違いない。
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