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ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史
本, 岩崎 祐之助
によって 岩崎 祐之助
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内容紹介 約30年に渡るゲーム音楽の歴史が、この1冊に! “良いゲーム"には“良い音"が流れているもの。『ドラクエ』や『スーパーマリオ』など、“名作"と言われるゲームの音楽は、誰もが印象に残っていることでしょう。つまりゲームの音楽は、ゲーム自体のクオリティを左右する要因のひとつと言っても過言ではないのです。そこでゲーム・ミュージックに焦点を当て、その歴史を語っていくのが本書。ハードのスペックが低く、厳しい技術制約があった中での音楽制作の工夫点や、技術制約が少なくなった現在ではどのようなアイディアが音楽に盛り込まれているかなど、ゲーム・ミュージックの歴史と進化を時間軸に沿って語っていきます。巻末には植松伸夫氏、古代祐三氏、崎元仁氏といった著名ゲーム・音楽作曲家のインタビューも掲載。こちらも必見です。 【CONTENTS】 ◎第1章:ファミリーコンピュータ世代 ~厳しい技術制約との戦いの時代~ ◎第2章:スーパーファミコン世代 ~それぞれのカラーの時代~ ◎第3章:プレイステーション世代 ~表現の多様化の時代~ ◎第4章:プレイステーション2以降の世代 ~純アイディアの時代~ ◎特別収録:ゲーム音楽クリエイターたちに迫る 〜ゲーム音楽の発信者からの言葉〜 詳しいコンテンツは「目次を見る」をご覧ください。 内容(「BOOK」データベースより) 約30年に渡るゲーム音楽の歴史。ゲーム音楽がどのような変化を遂げてきたのかという、“音楽的”な側面はもちろん、作曲者/制作者たちが、厳しい技術制約に対してどう立ち向かってきたかといった“機械的”な部分も細かく解説。ゲーム音楽の進化の課程がこの1冊でわかる! 著者について 岩崎 祐之助(いわさき ゆうのすけ) 1979 年愛知県生まれ。幼少期にファミリーコンピュータと出会って以来、ゲーム音楽の面白さに魅了される。早稲田大学大学院卒業後、某大手ゲーム制作会社に入社。プログラマーを経て、現在は企画やディレクションを担当している。コンピューター技術者の経歴に加え、作曲やDTMの知識を活かして本書を執筆した。また、ゲーム専門誌『ゲームラボ』(三才ブックス刊)にて「ゲーム音楽ヒストリア」を連載するなど、ゲーム音楽の魅力を広める活動を続けている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 岩崎/祐之助 1979年愛知県生まれ。早稲田大学大学院卒業後、某大手ゲーム制作会社に入社。プログラマーを経て、現在は企画やディレクションを担当。ゲーム音楽の魅力を広める活動も続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
まずは、こういった分野の本が世の中に出る、それもゲームや漫画、アニメ等の所謂「ヲタク」系版元では無く、音楽系の版元から出るようになったことを素直に喜びたいです。極論を書くと「リットーミュージック良くやった!」なのです。故に期待しましたよ。どんな本になるのかと。しかし、蓋を開けてみると…音楽を文字で語るのは難しいよね、を再認識させられた一冊でした。文体は読みやすいです(です・ます調)。内容も平易(技術的な部分は少し難しくなって門外漢の私には?な点もありますが)。だからと言って、じゃあ、著者の語る「音」が浮かぶか?いや、残念ながら浮かばないのよ。トランペットの、エレキギターの使い方がとか、オーケストラヒット(オーケストラで使用される楽器が全て「バン!」な感じで音を出すこと)云々といった記載はあるけど、正直なところ自分が知っている(覚えている)BGMしか浮かんでこないのです。(せめてどの場面で流れるBGMなのか、文字説明だけでなく、画像を掲載すれば良かったのですが…ここはリットーミュージックが版権許諾の手間と費用を惜しんだ模様。で、ここを惜しんだ本で良本は無いのよね…)そして、こういうお題だと、紹介された曲を聴きたくなるか?という点も重要だと思います。しかしながら、そこへ至ることも中々ないのです(唯一、著者一押しの『フィルモア』(SFC『アクトレイザー』所収)だけは、ネットで探して聴きましたが)。音源の進化に比例して、曲調や表現が多様になったことは伝わります。技術的な面も知れました。その点では良いのです。ただ、肝心の「音楽」の良さ、「聴いてみたいな」が中々出てこなかったところに勿体なさ(タイトルと内容のずれ)を感じてしまうのです。巻末には紹介した曲の一覧表(所収CDの紹介もある)もありますが、もう一歩頑張って+1,000円でも良いから、参考CDをつけていれば…と思うのです。メーカーにとっても音源利用料入手+自社宣伝になるのです。悪い話ではありません。(クラシックと違って、ちょっと店を周れば、図書館通えば参考演奏が手に入る、という分野ではないのだから)
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